陸上自衛隊は、前回好評だった動画コンテスト「ムービー・オブ・ザ・イヤー」(MOTY)を再び開催する。コンテストは、部外広報用動画の作成、発信を通じて国民、同志国などから陸自に対する信頼と協力を獲得するとともに、隊員の動画作成技術の向上を目的として実施される。
陸幕広報によると、応募作品のテーマは、「陸自隊員、それぞれの最前線!」。前回のテーマである「強靭な陸上自衛隊の創造」に比べ、より隊員の取り組みに焦点を当てたテーマとなっている。応募は、陸上総隊司令官、各方面総監から3作品、そのほかは1作品までとし、令和6年1月から12月に撮影したもので、2分30秒以内の動画としている。
審査は、12月下旬から令和7年2月中旬までを予定しており、陸上幕僚長と動画制作に携わる部外有識者が審査を務め、陸上幕僚長賞、最優秀作品賞が設定される。また、一般視聴者のみで決める賞を新しく設定。前回に続き、「YouTube陸上自衛隊広報チャンネル」で配信される応募作品に対し、「いいね」で投票するシステムは変わらないが、今回は「1いいね」を1ポイントとし、最も「いいね」を獲得した作品に賞が贈られる。つまり、一般視聴者のポイントで賞の行方が決まる。
審査結果は陸自ホームページ、陸自各SNSアカウントで発表される予定。受賞部隊には、表彰状、記念品(盾)が贈られる予定だ。
ここで、前回の受賞作品とエントリー作品をご覧いただこう。
最優秀作品賞
西部方面隊:覚悟(プライド)
陸上幕僚長賞
東北方面隊:深化は続く
他、エントリー作品
輸送学校:変わりゆく輸送~変革への挑戦~
高射学校:空を制するもの・・・
陸上総隊:水陸機動団
北部方面隊:第9想定【FINAL MISSION】
東部方面隊:「東部方面混成団」
中部方面隊:未来を護る
自衛隊体育学校:自衛隊体育学校上級格闘指導官課程~自衛隊における格闘の頂点を目指して~
※資料提供:陸幕広報室