自衛隊とともに海難救助に当たることもある海上保安庁。火災を起こした危険物積載船に取り残された人の救助や、荒天下での座礁船に取り残された人を救助する海難救助のスペシャリストが海保に存在する。それが特殊救難隊(特救隊)だ。東京・羽田空港内に拠点を構え、24時間体制で日本全国をカバーする。昨年9月には創設以来の累計救助人数が3000人を突破した。特救隊員は海難事故があればいつでも荒れ狂う海の中へ飛び込んでいく。そんな危険な現場へ彼らをかき立てるのは「絶対に助ける」との熱い思いだ。
 
選ばれし精鋭38人

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