陸上自衛隊の隊員10人が搭乗した多用途ヘリコプター「UH60JA」が昨年4月、沖縄県・宮古島沖で墜落した事故で、陸自の航空事故調査委員会は14日、墜落に至った直接的な原因を特定できないと結論づけた報告書を公表した。左右にエンジンを一つずつ搭載している同機だが、事故当時は2つのエンジンが出力低下。事故調はフライトレコーダーなどを分析したが、機器の不具合と操作ミスのどちらなのかを特定できなかった。陸自では今後、同型機の入念な整備を進めるほか、早期に機体が発見できるように全機にビーコン(水中音響式発信機)などを取り付ける。

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