政府は東シナ海の警戒監視態勢を強化する。防衛省は海上自衛隊八戸航空基地(青森県八戸市)を拠点に試験運用している無人偵察機「シーガーディアン」について、4月以降から海自鹿屋航空基地(鹿児島県鹿屋市)を拠点に、東シナ海の警戒監視を試験的に実施する。海上保安庁も同型機の拠点を令和7年度に福岡県に移す。同海域では中国が独自に「東シナ防衛識別区」などを設定し、同国海軍の艦艇の動きが活発化しているほか、尖閣諸島周辺(沖縄県石垣市)でも中国海警局の船舶が領海侵入を繰り返している。こうした中で、同両機関ともに同海域での態勢強化を図る。

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