陸上自衛隊は11月16日、テロ対処部隊「特殊作戦群」とオーストラリア陸軍の「特殊作戦コマンド」との共同訓練の様子を映した動画と写真を初公開した。ベールに包まれた特殊作戦群の一端を垣間見ることができる。同日の会見で森下泰臣陸上幕僚長は今回の共同訓練について「ノウハウを共有することで作戦遂行能力の向上を図った」と説明した。

画像: 特殊作戦の調整や計画も訓練に組み込まれている(提供・陸上自衛隊)

特殊作戦の調整や計画も訓練に組み込まれている(提供・陸上自衛隊)

 訓練は通算9回目。9月に豪州で実施された今回の訓練では、特殊作戦の調整や計画の作成、狙撃、至近距離射撃などを行った。このうち、ゴムボートを使った水路潜入訓練は初めて実施した。

 YouTube(https://www.youtube.com/watch?v=kn9inxgNUgs&t=4s )などで公開された37秒間の映像には日豪両部隊の狙撃訓練やボート操作、暗視装置を使って建物に突入する様子などが映っている。

画像: 作戦遂行のために夜間行動も不可欠だ(提供・陸上自衛隊)

作戦遂行のために夜間行動も不可欠だ(提供・陸上自衛隊)

 日豪両政府は部隊の行き来を容易にする円滑化協定を締結しており、今年8月に発効。自衛隊と豪軍は「自由で開かれたインド太平洋」の実現のためにさらなる連携強化を図る。今月30日から始まる日米共同指揮所演習「ヤマサクラ」にも、今年初めて豪陸軍が参加する。

画像: 豪陸軍の隊員とともに狙撃訓練をする特殊作戦群の隊員

豪陸軍の隊員とともに狙撃訓練をする特殊作戦群の隊員


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