防衛省は25日未明、北朝鮮から弾道ミサイルの可能性があるものが発射されたと発表した。同国が日本側にミサイルを発射したのは19日以来。

 防衛省によると、北朝鮮内陸部から2発の弾道ミサイルが東方向に向けて発射された模様。落下したのは朝鮮半島東側の日本海で、日本の排他的経済水域(EEZ)外とみられる。今回、発射された弾頭ミサイルは迎撃が難しい変則軌道だった可能性があるとした。飛行距離は約350キロと約400キロで、いずれも最高高度は約100キロだった。

 米軍の原子力潜水艦「アナポリス」が24日、釜山に入港するなど、米韓両国が圧力を強めていることに北朝鮮が反発したとの見方がある。


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