山口駐(司令・山室1陸佐)は4月1日、桜舞う青空の下、令和5年度「山口駐屯地観桜会」を実施した=写真。コロナ禍の影響で4年ぶりとなる観桜会は、山口市自衛隊協力会と駐屯地との共催により、部内外の来賓をはじめ、隊員家族186人など、約400人の参加で開催された。

 観桜会は2部構成で行われ、第1部は隊員が炊事車で作ったカレーを隊員家族が試食。第2部は大型トラックの荷台をステージに来賓あいさつ、山口維新太鼓・駐屯地音楽部による演奏が実施され、爽快なビールも相まって大いに盛り上がりを見せた。

 空腹感をかき立てるカレーの香りや焼き肉の煙が漂う中、グラウンドを走ってはしゃぐ子供たち、親子で遊ぶ仲睦まじくほほ笑ましい姿も見られた。

 約2時間にわたる楽しい歓談・団欒(だんらん)もあっという間に過ぎ、観桜会は大盛会に終了した。


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山口駐屯地
https://www.mod.go.jp/gsdf/mae/yamaguti/


<編集部より>

 「観桜会」は自衛隊でも各地で行われます。1面と同様にこの時期ならではのイベントです。山口駐屯地が4年ぶりに実施した会には約400人が参加、桜舞う青空の下、歓談・団欒は2時間続いたようです。また、玖珠駐屯地では約210人が集まり、話に花が咲いた様子も紹介しています。

 自衛隊にとって「地元の理解」は大きなテーマ。協力団体や地元自治体関係者、招待者らに足を運んでもらい、理解の促進に努める。これこそが、地域とともに歩む自衛隊が願う形であり、地元の方たちが穏やかで安定した日々を過ごせるよう、こうしたイベントを通じて自衛隊側もさらなる意識の向上につなげなければならないのだ感じるのだと思います。

 ほかには、1面から続く入隊式特集、太平洋上を航行する中国空母「山東」から艦載戦闘機やヘリの発着艦が4月7日から16日までの間に計約330回に上ったという防衛省の発表内容も掲載しています。

続きはPDFにて防衛日報をご覧ください。

→防衛日報4月20日付PDF


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