バイアスロン日本&宮様スキー リレーで好成績|高田駐屯地
<新潟>高田駐2普連(連隊長・小段1陸佐)冬季戦技訓練隊(バイアスロン=監督・太平2陸曹)は2月25日から3月5日の間、札幌市の西岡バイアスロン競技場で実施された「第59回バイアスロン日本選手権大会」と「第94回宮様スキー大会国際競技会バイアスロン競技」に参加した。
バイアスロン競技は、1周1.5キロのコースを3周する間に50メートル先にある5つの的(11.5センチ)に対して伏せ撃ち、立ち撃ちをそれぞれ行う。規定弾数内で全ての的に命中できなければ、残的数1つに対してペナルティーコース(75メートル)を1周、もしくはペナルティータイム(30秒)が加算される。そのため、射撃の結果によっては大逆転もあり得る、まさに「動(スキー)」と「静(射撃)」の総合力が試される競技。
選手は両大会の各種目で好成績を残した。特に宮様スキー大会リレー種目では、王者を奪還するため1走の太田3陸曹が全体6位で2走の宮尾2陸曹へつなぐと、ミスなく全体3位で3走の今村3陸曹へ。ペナルティーは出したものの、個人1位の快走でトップとの差を約5秒に縮め、4走の笹岡3陸曹へ=写真。アンカー同士の接戦が続き、ついに最終周でトップチームをかわしてそのままゴール。高田2普連が2年ぶりの「優勝」を果たした。
そのほか、主な入賞は次の通り(両大会6位まで入賞)。
《日本選手権》男子4.5キロスプリント(一般銃)・第3位=太田3曹、第5位=宮尾2曹▽男子4×4.5キロリレー(一般銃)準優勝=高田2普連(太田、宮尾、今村、笹岡)▽男子4.5キロチームコンペティション第4位=高田2普連A(笹岡3曹/竹内3陸曹)
《宮様スキー大会》男子4.5キロリレー(一般銃)優勝=高田2普連(太田、宮尾、今村、笹岡)▽男子4.5キロインディビジュアル(一般銃)・第2位=宮尾2曹▽第5位=笹岡3曹
<編集部より>
自衛隊ならではの技と力の結集が大きな結果をもたらした。
高田駐2普連(連隊長・小段1陸佐)冬季戦技訓練隊(バイアスロン=監督・太平2陸曹)が参加した「第59回バイアスロン日本選手権大会」と「第94回宮様スキー大会国際競技会バイアスロン競技」。1周1.5キロのコースを3周する間に50㍍先の5つの的に対して伏せ撃ち、立ち撃ちを行う「動(スキー)」と「静(射撃)」の総合力が試される競技のリレー種目で、宮様大会が見事優勝を果たした。
この日は、バイアスロンのほか拳法や銃剣道など、大会での部隊の活躍を一挙紹介。そこには、躍動する頼もしい隊員たちの姿がある。
【特集】バイアスロン、拳法、銃剣道 訓練の集大成ここにあり、他
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