【2023年2月14日(火)2面】 <山形>神町駐6施設大隊(大隊長・日野2陸佐)は1月23日から27日の間、白河布引山演習場(福島県)と大高根演習場(山形県)で令和4年度「第5次大隊野営」を実施した。
本部管理中隊(中隊長・小林1陸尉)は24、25の両日、大高根演習場でのスキー機動・アキオ曳航、雪胴構築の要領について演練。また、駐屯地で積雪時の射撃要領、障害構成、障害処理、患者搬送、有線構成などの訓練を各小隊計画で実施し、練度向上を図った。
1中隊(中隊長・外波1陸尉)は、白河布引山演習場で積雪時の装備品などの使用要領について展示説明を実施し、積雪寒冷地の行動に必要な知識と技能を習得させた。また、積雪地の障害構成、障害処理要領について演練し、練度向上を図った。
2中隊(中隊長・村上1陸尉)は、白河布引山演習場で雪崩発生時の捜索要領を展示説明し、遭難者救助要領について必要な知識を習得させた。また、COP(戦闘前哨)離脱後の障害構成要領、積雪時の大規模地雷原の構成要領について演練し、練度向上を図った。
また、3中隊(中隊長・稲村1陸尉)は、日出生台(ひじゅうだい)演習場(大分県)で令和4年度「HTC第5次運営」に、22即応機動連隊の配属部隊として参加中だった。
6施大隊は「引き続き施設技術能力のさらなる向上に努め、師団全般の施設支援を実施できるよう自衛隊の使命を自覚し、日々演錬していく」としている。