母は予備自補から予備自に、
息子は任官めざす高工校3年生
【2023年1月27日(金)1面】 香川地本(本部長・小田1陸佐)は1月6日、陸自高等工科学校3年(66期生)の浅野雄平生徒と浅野佐久良(さくら)予備2陸尉親子の訪問を受けた。
OBの副本部長通じ実現
今回の訪問は、令和4年10月に予備自衛官補(看護師)から予備自衛官に任官した浅野予備2尉を通じ、高工校の卒業生(27期生)である副本部長の榮樂(えいらく)光浩防衛事務官への面談の申し入れがあり、浅野生徒の帰省を待って実現した。
懇談では、高工校の教育内容・クラブ活動・生活環境などの今昔、卒業後のキャリアプラン、卒業生の幅広い活動などが話題となった。
ともに今年の目標誓い、激励受ける
浅野生徒は、「がんばって卒業し、陸上自衛官に任官したい。将来は、陸曹としての勤務のほか、陸曹航空操縦学生などの受験にも興味がある」、浅野予備2尉は、「今年、予備自衛官5日間訓練に初めて参加するので、不安はあるががんばりたい」とそれぞれ抱負を語った。
また、浅野生徒は、本部長から「若いうちは、いろいろなことにチャレンジしてほしい」と、副本部長からは「中学卒業後の3年間に、高工校で学び、経験したことは人生の強みになる。また、同期の絆は何十年も続く一生の宝物」と激励を受けていた。
最後に、浅野生徒の卒業後、香川地本への再訪問を約束して、今回の来訪を終えた。
香川地本は「浅野生徒と浅野予備2尉の今後の活躍を期待したい」としている。