派遣海賊対処行動支援隊
第19次要員の出国行事を実施
【2023年1月26日(木)2面】 陸自6師団(師団長・鬼頭陸将)は1月15日、派遣海賊対処行動支援隊(第19次要員)出国行事を神町駐体育館で実施した。出国行事には、多数の来賓をはじめ、方面総監部幕僚長、派遣隊員の家族らが参列した。
執行者である鬼頭師団長は、訓示で派遣隊員に対し、「任務完遂に邁進(まいしん)せよ」「ストレスコントロールを実践せよ」「感謝の気持ちを持ち続けよ」の3点を要望し、「派遣海賊対処行動支援隊は、直接海賊に対処する護衛艦・哨戒機部隊の任務遂行を支援し、国際社会の安定に貢献できるよう、与えられた任務を完遂してもらいたい。また、任務を完遂し、笑顔で再会できることを願っている」述べた。
この後、派遣隊員一人ひとりが決意表明し、最後に派遣隊員を代表し、警衛隊長である20普連3中隊長の丸山3陸佐が、「東北の部隊らしい粘り強さを武器にしっかりと任務を完遂し、無事に帰国できるよう頑張ってきます」と決意を述べた。
派遣隊員は、1月31日に仙台空港から民間チャーター機を利用して、出国する予定。