【2023年1月10日(火)2面】 北朝鮮が12月31日と1月1日に2日続けて計4発の弾道ミサイルを発射した。落下したのはいずれも、日本の排他的経済水域(EEZ)外と推定され、船舶や航空機などへの被害は報告されていない。1月1日の発射は極めて異例。

 防衛省の発表によると、31日は午前8時1分ごろ、平壌近郊から北東方向に向けて発射し、最高高度約100キロ程度で、約350キロ程度飛翔(しょう)。同14分ごろには、平壌近郊から北東方向に向けて発射し、最高高度約100キロ程度で、約350キロ程度飛翔。同15分ごろには、平壌近郊から北東方向に向けて発射し、最高高度約100キロ程度で、約350キロ程度飛翔した。

 一方、1月1日午前2時50分ごろ、北朝鮮は西岸付近から1発の弾道ミサイルを、東方向に向けて発射。最高高度約100キロ程度で、約350キロ程度飛翔。落下したのは朝鮮半島東側の日本海と推定される。

 防衛省は関係幹部会議を開催するなどし、対応に万全を期した。

画像: 北、年末年始連続で弾道ミサイル 元日の発射は極めて異例

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