真駒内駐で任用式 予備自補から予備自へ |帯広地本
【2022年12月14日(水)1面】 帯広地本(本部長・内山1陸佐)は11月28日、真駒内駐で「予備自衛官任用式」を実施した。
任用式は、令和2年12月18日に予備自衛官補(技能)で採用された杉本予備自補が10日間の教育訓練を修了したため、「予備自への任用辞令書交付」および次年度以降の「予備自5日間訓練に関する説明」を実施。予備自としての自覚を促すとともに5日間訓練への出頭促進を図った。
「日々の自己研鑽を怠らず」
杉本予備自補は、令和4年11月29日付で予備自に任用され、予備2陸曹となり、「予備自に任用され、より一層気を引き締めて、日々の自己研鑽(けんさん)を怠らず邁進(まいしん)し、日本の防衛のために頑張ります」と意気込みを語った。
帯広地本は「今後も予備自補が所定の教育訓練を修了し、予備自に任用できるよう教育訓練出頭の整備を推進していく」としている。
雇用企業主らに即応予備自訓練研修|宮城地本
【2022年12月14日(水)1面】 宮城地本(本部長・諏訪1陸佐)は11月5日、大和駐、王城寺原演習場で雇用企業主らによる即応予備自衛官訓練研修を行った。訓練は東北方面後方支援隊(隊長・山根1陸佐)、38普連(連隊長・佐々木1陸佐)が担任した。
研修は、訓練に参加している即自を雇用している企業に、普段とは異なる自衛官としての姿を見て、即自制度に対する理解を深めてもらうのが目的。宮城県内から9社14人のほか、山形地本(本部長・小野事務官)の同行により5社7人、福島地本(本部長・岡本1陸佐)の同行により6社7人の計20社28人に参加してもらった。
研修は概要説明に始まり、装備品展示(軽装甲機動車による体験搭乗を含む)、車両回収展示や弾薬補給展示に続き、即自隊員とともに会食した。午後は王城寺原演習場へ移動。対人狙撃銃の実弾射撃見学、87式対戦車誘導弾や120ミリ迫撃砲の訓練展示研修をしてもらい、終了した。
戦闘服姿の社員に「驚き」
参加した企業主らは、初めて見る「戦闘服姿の社員」が、秋空の下で訓練に臨んでいる姿に驚きつつも、記念撮影や会食を通じて親睦を深めていた。
宮城地本は「今後も即自指定部隊と連携を図り、雇用企業主らへの研修などを通じて即自制度のさらなる理解促進に努める」としている。