阪神地区合同企業説明会に163社

 【2022年10月26日(水)1面】 兵庫地本(本部長・髙岡1陸佐)は10月3日、神戸国際展示場で一般財団法人自衛隊援護協会大阪支部主催、兵庫地本担任により、令和4年度「阪神地区合同企業説明会」を開催した。当日は、163社の企業などがブースを設置。65人の参加隊員が、希望する企業などのブースで面談に臨み、会場は活気に満ちあふれていた。

 参加企業の選定は、隊員の多様化する再就職ニーズに応えるため、建設運輸から医療福祉、飲食、農業など幅広い業種にわたり、担当者は「インターネット公募によって、国立研究機関など新たな求人を開拓できた」と自信をみせた。

 また、参加隊員は一度に面談できる人数が限られているため、事前に配布した300ページ以上の求人冊子を丹念に研究。希望する企業の訪問計画を立てて面談に臨んでおり、隊員の熱意が感じられた。

 当初は、緊張した面持ちで採用担当者の話を聞く隊員たちだったが、いくつかの企業と面談を重ねるにつれて打ち解けてきたのか、笑顔を見せたり、採用担当者に積極的に質問をする姿が見られた。
 隊員からは、「企業の採用担当者からいろいろな話が聞けて、入社後の業務が具体的にイメージできた」「求人票には出ていない話も聞けてよかった」という声が聞かれた。

大型スクリーンで広報も

 今年度は、面談会場に200インチの大型スクリーンを設置。受け付けから面談開始までの間に就職援護広報用DVDを上映し、企業担当者も面談準備のかたわら映像に注目しており、退職自衛官雇用の有用性をアピールできた。

 また、説明会では、高校教諭らに対する説明会もあわせて実施した。参加した教諭からは、「これほど多数の企業が自衛官を求めていることを知り、進路指導の参考となった」との声が聞かれた。

 兵庫地本は「引き続き隊員のニーズを掌握し、隊員・企業の双方にとって満足度の高い就職援護業務を行っていく」としている。

画像: 大型スクリーンで退職自衛官雇用の有用性をアピール

大型スクリーンで退職自衛官雇用の有用性をアピール

画像: あいさつする髙岡本部長

あいさつする髙岡本部長


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