関係機関と連携確認 県総合訓練に本部長ら参加|秋田地本

 【2022年10月5日(水)1面】 秋田地本(本部長・米山1空佐)は8月28日、秋田市を会場として行われた令和4年度「第60回秋田県総合防災訓練」に参加し、災害時における関係各機関との連携、相互の災害対処能力を確認した。

 訓練には、県知事を統監として、自衛隊や県警、消防など約40の関係機関と地域住民らが、秋田地本からは米山本部長らが参加した。

 8月28日午前8時、秋田県沖を震源とするM(マグニチュード)7.8の地震が発生、秋田市で震度6強を観測したとの想定で、同市内に5カ所の訓練会場を設けて大規模に行われた。

 今夏、日本各地で起きた大雨による被害、特に、秋田県内では過去に例を見ない記録的な大雨による甚大な被害の記憶も新しく、訓練参加者の表情は真剣そのもの。県内所在の陸空自各部隊による迅速な被災者救助や患者搬送などに、県民の真剣な視線が向けられた。

 秋田地本は「地域における防衛省・自衛隊の窓口として、また、大規模災害時における自衛隊の果たす役割を広く県民に理解してもらうため、今回のような訓練をはじめ、県内各市町村の防災訓練に今後も積極的に参加していく」としている。

画像: 航空自衛隊(秋田救難隊)による人命救助訓練

航空自衛隊(秋田救難隊)による人命救助訓練


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自衛隊 秋田地方協力本部
https://www.mod.go.jp/pco/akita/


ヘリの重要性PR 「災害派遣など心強い」|富山地本

画像: 見学者は離陸時の様子の収めようと、カメラやスマートフォンを向けていた

見学者は離陸時の様子の収めようと、カメラやスマートフォンを向けていた

 富山地本(本部長・平田1陸佐)は8月27、28の両日、小矢部市クロスランドおやべで行われた「ヘリコプター&防犯・防災フェスティバル2022」を全面的に支援した。イベントは、防災・防犯におけるヘリコプターの重要性を楽しみながら学ぶのが目的で、例年この時期に開催されていた。

 3年ぶりの開催となった今回、陸自対戦車ヘリ、空自救難ヘリをはじめ、県警ヘリ・民間ヘリ数機の飛来・展示に加え、各団体の広報ブースが出展され、多数の来場者でにぎわいを見せた。

 また、屋内ホールでは、陸自10音楽隊による3回の演奏会が行われ、イベントの盛況に音楽で花を添えた。自衛隊ブースには、自衛隊車両・活動写真の展示、DVD上映で来場者の関心を集め、幅広い世代に自衛隊をアピールできた。

 来場の親子からは、「自衛隊ヘリ、すごい迫力ですね」「音楽隊の演奏に魅了されました」「国防・災害派遣など心強い」などの感想があり、好評を博した。

 富山地本は「引き続き県内の各イベントに参加し、自衛隊に対する理解の向上に努めたい」としている。

画像: にぎわう広報ブース

にぎわう広報ブース

画像: 聴衆を魅了した10音楽隊

聴衆を魅了した10音楽隊


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神戸製鋼ラグビーチームに本部長が講話「優しさと思いやりが大切」|兵庫地本

画像: コベルコ神戸スティーラーズの選手と兵庫地本長の髙岡1陸佐(右)

コベルコ神戸スティーラーズの選手と兵庫地本長の髙岡1陸佐(右)

 【2022年10月5日(水)1面】 兵庫地本長の髙岡1陸佐は8月9日、神戸製鋼所神戸本社ビル内でプロラグビーチーム「コベルコ神戸スティーラーズ」の要望により、「災害に備える~物心両面の準備~」と題して選手約70人に対し、防災講話を実施した。

 同チームは神戸をホストタウンとしており、チームや地域の歴史を学ぶことで地域との絆を深め、地域から愛され、誇りとされることを目指し、受講した。

 講話では、阪神・淡路大震災発災当時の状況や自衛隊の救援活動の様子について説明した。次に東日本大震災などを加えた災害派遣活動を通じて得られた「自助」「共助」「公助」について説明。「自助のための準備」「共助の心」、最後に「優しさと思いやり」が大切だと説示した。

 選手との質疑では、「災害が起きた時のために日頃から準備すべきもの」「災害派遣の際、チームで救援活動を行う上で大事なことは何か」など、活発な意見交換が行われた。

 兵庫地本は「今後も地元企業からの求めに応じて防災講話などを実施し、防衛省・自衛隊への理解の深化を図るとともに、自衛隊の魅力発信に努めていく」としている。

画像: 地本の業務について説明

地本の業務について説明

画像: 選手たちと記念に1枚

選手たちと記念に1枚


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