【2022年9月21日(水)1面】 浜田靖一防衛大臣は9月13日の記者会見で、同27日に行われる安倍晋三元首相の国葬(国葬儀)で自衛隊が弔意を表すため、儀仗(じょう)や弔砲などを実施することが閣議了解されたことを明らかにした。弔砲は19発行うことにしており、参加する自衛隊員は千数百人程度とする方向で検討している。
浜田大臣によると、当日は儀仗を行うほか、安倍氏の遺骨が会場に到着した際に105ミリ榴弾(りゅう)砲を使って空砲を撃つ弔砲を行う。弔砲は栄誉礼などの実施要綱に準じて前例を踏襲し、19発発射する方向だ。
また、会場付近の沿道に自衛隊員が等間隔に並んで敬礼する「と列」や、音楽隊の演奏も行うことにしている。
防衛省・自衛隊は、近く一連の儀礼の詳しい内容を決めることにしている。