【2022年9月14日(水)2面】 海上幕僚監部は8月30日、「令和4年度インド太平洋方面派遣(IPD22)部隊」が「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて連携を強化するため、同21日から29日の間、グアム島とその周辺で米海軍、米海兵隊、オーストラリア海軍、韓国海軍、カナダ海軍と共同訓練を実施したと発表した。

 また、あわせて協同運用態勢を強化するため、陸自と協同訓練を実施した。

 海幕によると、訓練は、(1)海自の戦術技量の向上(2)海自と参加国海軍などとの連携の強化(3)海自と陸自との協同による作戦能力の向上-が目的。

 参加部隊は、海自護衛艦「いずも」・「たかなみ」(IPD221水上部隊)、潜水艦、P1(同1航空部隊)、UP3D(同2航空部隊)、陸自水陸機動団など。

 また、米海軍の潜水艦、貨物弾薬補給艦「アメリア・イアハート」、P8A、EA18G、米海兵隊の第3海兵機動展開部隊第5航空艦砲連絡中隊、オーストラリア海軍の駆逐艦「シドニー」、フリゲート艦「パース」、韓国海軍の駆逐艦「セジョン・デワン」・「ムンム・デワン」、カナダ海軍のフリゲート艦「バンクーバー」。

 各種戦術訓練(対水上射撃訓練、対地射撃訓練、対水上戦訓練、対潜戦訓練など)を実施した。


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