【2022年8月31日(水)2面】

【さらなる高みへ―訓練の夏】は、暑い季節と隊員たちの気持ちが重なり合った部隊の訓練を紹介する企画です。

「酒田市防災訓練」に参加

車両の搭載、卸下を演練|神町駐屯地

 <山形>神町駐20普連(連隊長・荒木1陸佐)は7月19日、酒田港古湊2号ふ頭で酒田市が実施する令和4年度「酒田市防災訓練」に参加し、海上自衛隊と協同訓練を実施した。

 連隊からは訓練実施部隊として2中隊長を長とし、各中隊集成(1・2・4中隊)16人、高機動車8両で参加。海自の輸送艦「くにさき」、LCAC(ホバークラフト)への搭載・卸下(しゃが)訓練を実施した。訓練には、酒田市長、同市議会議長、消防長、消防団長、県警機動隊庄内分駐隊長、危機管理監、6師団長、山形地本長、連隊長が視察した。

 訓練実施部隊は、多くの見学者が見守る緊張感漂う中、輸送艦乗組員の誘導に従い、慎重なハンドル操作で安全かつ迅速確実に、車両搭載・卸下を完了させ、それぞれの実施要領、海自との連携要領について認識を深め、練度を向上させた。

 また、海自の輸送艦へ陸自の車両を搭載・卸下する訓練は山形県内で初の試みで、隊員たちは緊張した様子で真摯(しんし)に訓練に取り組んでいた。

 20普連は「訓練を通じ、災害対処能力の向上、海溝型地震対処計画の実効性向上を図るとともに、関係部外機関との良好な関係の構築・維持を図ることができた」としている。

画像: 訓練前のブリーフィング

訓練前のブリーフィング

画像: 誘導員と事前調整

誘導員と事前調整

画像: 訓練の準備を行う隊員

訓練の準備を行う隊員

画像: 誘導に従い確実に搭載

誘導に従い確実に搭載

画像: 車両の搭載が無事完了した

車両の搭載が無事完了した


◆関連リンク
陸上自衛隊 神町駐屯地
https://www.mod.go.jp/gsdf/neae/6d/unit_hp/jinmachi_hp/index.html

陸上自衛隊 第20普通科連隊
https://www.mod.go.jp/gsdf/neae/6d/unit_hp/20i_hp/index.html


【2面特集記事】
<さらなる高みへ―訓練の夏>
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