【2022年8月30日(火)1面】

【夏 最前線】は、「自衛隊を知ってもらうきっかけに」と、広報イベント真っ盛りのシーズンに奮闘する地本の活動を紹介する企画です。

定期便を利用して入間から千歳へ 「空自で搭乗員になりたい」|千葉地本
【輸送機「C1」】

 千葉地本(本部長・髙橋1海佐)は7月26日、空自入間基地で実施された中型輸送機「C1」体験搭乗へ5人の募集対象者を案内した。体験搭乗は、定期便を利用して計画実施された。

 当日の入間基地は曇り空だったが、経由地の千歳基地では晴天で絶好の搭乗日和となった。

 三沢基地、千歳基地を経由しながら、概要説明、機内見学が実施され、参加者からは、「空自に入隊して、搭乗員になりたい」「初めての飛行機が自衛隊の航空機でとても感激です」とのうれしい感想が上がった。

 千葉地本は「これからも各関係協力団体、地域の皆様の理解、協力の下、地域と一体となった募集広報活動を、関係部隊と連携しつつ部員一同推進していく」としている。

画像: 貴重な体験となった「C1」への体験搭乗

貴重な体験となった「C1」への体験搭乗


◆関連リンク
自衛隊 千葉地方協力本部
https://www.mod.go.jp/pco/chiba/


募集対象者、協力者ら81人 「揺れがなく安心できた」|福島地本
【多用途ヘリ「UH1J」】

 福島地本(本部長・岡本1陸佐)は7月24日、郡山、福島両駐で東北方面ヘリコプター隊の支援を受け、多用途ヘリ「UH1J」の体験搭乗を実施した。前日が天候不良により予備日による実施となったが、夏の日差しが照り付ける中、募集対象者、募集協力者、援護協力者計81人が参加した。

 参加者に対しては、搭乗前に航空機の性能や航空部隊の任務・役割について説明するとともに、注意事項などの安全教育を行った後に、郡山、福島両市の市街地上空を飛行した。

 参加者からは、「初めてヘリに乗って楽しかったです。搭乗前に自衛隊について教えていただき、勉強になりました」「揺れがなく、こんなに安心して乗れるとは思いませんでした。とても感動しました」などの意見が聞かれた。

 また、募集対象者からは、「普段、体験ができない経験ができ、入隊したいとの思いが強くなりました」など、入隊に対する意欲の向上にもつなげることができた。

 福島地本は「今後も体験搭乗などを始めとする各種イベントを通じて、募集対象者や募集協力者、援護協力者に対してPRするとともに、地域住民に自衛隊に対して理解してもらえるよう広報活動を実施していく」としている。

画像: 誘導を受けヘリに向かう参加者たち

誘導を受けヘリに向かう参加者たち

画像: 事前に登場に関する注意事項を説明

事前に登場に関する注意事項を説明


◆関連リンク
自衛隊 福島地方協力本部
https://www.mod.go.jp/pco/fukushima/index.html


海自31空群111空が支援 「貴重な体験」「楽しめた」 |山口地本
【掃海・輸送ヘリ「MCH101」】

 山口地本(本部長・西村1陸佐)は7月30日、海自岩国航空基地で31航空群111航空隊の支援を受け、掃海・輸送ヘリ「MCH101」の航空機体験搭乗を行い、募集対象者ら30人を案内して自衛隊への理解促進を図った。

 実施にあたっては、マスクの着用や手指の消毒、ソーシャルディスタンスの確保などの徹底により、新型コロナウイルス感染拡大防止に万全を期した。

 参加者は、隊員から搭乗に関する安全教育を受けた後、航空機に搭乗。海自岩国航空基地近傍の甲島(かぶとじま)上空を折り返す約10分間の飛行を楽しんだ。また、格納庫内では、体験搭乗した同機種の展示説明が行われ、乗員の説明に聞き入る姿が見受けられた。

 参加者からは、「貴重な体験ができた」「空中散歩を楽しめた」「ヘリの近くは風が強かった」などのさまざまな意見があり、体験搭乗を楽しんでもらうことができた。

 山口地本は「今後も厳しい募集環境を打破するため、各基地などの協力を得て魅力的な広報活動を行い、募集対象者らに自衛隊の重要性や魅力を伝えていく」としている。

画像: MCH101に乗り込む参加者

MCH101に乗り込む参加者

画像: 安全教育を受ける参加者

安全教育を受ける参加者


◆関連リンク
自衛隊 山口地方協力本部
https://www.mod.go.jp/pco/yamaguchi/



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