【2022年8月5日(金)1面】
学生が夏季訓練中の防大生と懇談 受験対策、学生生活など質問|山形地本
山形地本(本部長・白石事務官)は7月9日、霞城セントラル2階で開催しているサテライトブース「自衛隊秘密基地」で防衛大学校生と防大受験を希望する学生との懇談を実施した。
事業は、現在、神町駐で夏季訓練を行っている防大の3年生2人(加屋野学生、村田学生)を招き、防大受験を希望する学生4人との懇談の場を設けたもの。
参加した学生は、受験対策や学生生活、校友会(クラブ活動)について、熱心に質問を行っていた。
一方、防大生は、国際士官候補生会議や他大学との交流、先輩、後輩関係といった学生が興味を持つ内容を積極的に話していた。学生は現役防大生の声を聞くことで、防大への理解を深める貴重な機会となった。
山形地本は「これからも防大オープンキャンパスなどへのイベントを通じて、防大を希望する学生がさらに理解を深められるよう努めていく」としている。
高校内ガイダンスの参加 紙芝居方式で説明|愛知地本瀬戸所
愛知地本瀬戸地域事務所(所長・道髙1陸尉)は7月5日、栄徳高校内ガイダンスに参加した。大学、専門学校や愛知県警察なども参加する中、同校体育館でスクリーンを用いたプレゼンテーションが実施できない環境だったため、瀬戸所では、創意工夫した紙芝居方式による説明を考案。1、2年生30人に対して、防大の概要や魅力について説明を実施した。
参加者からは、「防大の魅力について、理解することができて良かったです」「女性の学生は、どれくらいいますか」など、興味を持ったという意見が多数あった。
瀬戸所は「今後も積極的に自衛隊制度などの説明会を実施して、自衛隊の魅力について情報発信を行っていく」、また、愛知地本は「近年の少子化の進行による募集対象者の減少、高校卒業者の進学率の高止まり、併せて、コロナ禍の状況において、自衛官等募集を取り巻く環境がますます厳しくなっている中、学校とのつながりを重要視し、一つひとつのイベントを大切にして募集対象者の視点に立った募集広報を行い、募集目標の達成に邁進まいしんする」としている。
埼玉栄高校で説明会 防大出身の募集課長の話に興味|埼玉地本
【2022年8月5日(金)1面】 埼玉地本さいたま地域事務所(所長・山本3陸佐)は7月8日、私立埼玉栄高校で高校3年生を対象に防衛大学校の説明会を実施した。
説明会は、前段、後段に区分。前半は文系の生徒、後半は理系の生徒に対して、防大の概要説明を行った。
特に、防大出身の募集課長の鳥畑2陸佐は、受験動機や学生生活、任官後の勤務状況、将来目標などについて、自身の経験を熱意を持って説明。聴講した生徒たちは、防大に興味・関心を持った様子だった。
質疑応答では、特に女子生徒からの質問が多く、説明会後も会場で質問する生徒がおり、防大に対する興味、受験意欲などの振作に寄与することができた。
埼玉地本は「今後も学校訪問や説明会などを積極的に実施し、より多くの志願者獲得に向け、地本一丸となって活動していく」としている。