隊員、家族24人が激走

 【2022年7月14日(木)2面】 <長崎>対馬駐曹友会(会長・大久保陸曹長)は6月27日、対馬市が主催する「第26回国境マラソンin対馬」にチームとして参加した。隊員とその家族の融和団結と新型コロナウイルス感染拡大で低迷している地域イベントの活性化が目的。大会に曹友会として参加するのは初めての試み。

 大会は、コロナ禍のため2年連続の中止となっており、今回が3年ぶり。また、例年であれば隣の韓国から500人ほど参加し、日本人との合計1100人規模の日韓友好国際大会となっていた。

 当日は、前日までの嵐のような風雨も止むなど天候にも恵まれ、時折真夏のような太陽の光が差していた。大会参加者約600人中曹友会会員とその家族24人が参加した。結果は、隊員がハーフの部3位に入賞することができた。

 10キロの部に参加した曹友会の家族は、「過酷な暑さの中、島特有の強烈なアップダウンのマラソンコースにとても苦労し、想像の10倍疲れました。しかし、対馬の美しい海の景色を見ながら、潮風を浴びて走るコースに感動しました。来年はハーフの部に挑戦したい」と話していた。

 また、ハーフマラソンに参加した陸自対馬曹友会会長は、「初めての企画でしたが、隊員とその家族24人が事故なく無事に完走できたことと、地域の皆様と多くの隊員の応援をいただき、私自身無事完走できたことにほっとしています。参加した隊員とその家族の楽しそうな姿を見て、会長としてこの企画を計画し、無事に実行できたことを心から良かったと思いました」と話した。

画像: スタート前の曹友会の会員たち

スタート前の曹友会の会員たち

画像: 親子で手を振る曹友会員とその家族

親子で手を振る曹友会員とその家族

画像: 無事完走した陸自曹友会会長(ゼッケン2456)

無事完走した陸自曹友会会長(ゼッケン2456)


◆関連リンク
陸上自衛隊 対馬駐屯地(対馬警備隊)
https://www.mod.go.jp/gsdf/wae/4d/tusima/index.html



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