群長もランナーで参加
【2022年6月30日(木)2面】 <北海道>上富良野駐14施設群(群長・上林1陸佐)は6月12日、「丘のまちびえいヘルシーマラソン2022」の運営に協力した。大会は3年ぶり35回目の開催。雄大な十勝岳連峰や美しい丘陵の景色を見ながら走る3つのコースが設定され、遠くは鹿児島県など全国各地から3000人を超えるランナーが参加した。
396施設中隊を基幹とする38人の協力隊は車両(14両)によるランナーの先導・監察、交通誘導、固定監察、通信中継を実施し、大会の盛会に尽力した。
また、当日は群長、副群長、最先任上級曹長をはじめ、群隊員有志がランナーとして参加し、走りながらコース上の協力隊を激励。沿道に駆けつけた大勢の美瑛町民の応援を受けながら、力の限り走り切った。
天気は雨の予報だったが、3年ぶりの大会を祝うかのように、晴れ間も出るほどに。気温の上昇とともに、体調を崩すランナーもいたが、協力隊は大会本部と連携して迅速に対応し、安全・円滑な運営に寄与。大会への協力を通じ、地域、大会関係者との連携を強化するとともに、自衛隊に対する信頼感の醸成を図ることができた。
固定監察班で勤務した396施設中隊の佐藤3陸曹は、「楽しく勤務できた。来年はランナーとして大会に参加したい」と意気込みを語っていた。
14施設群は「今後も地域との連携を大切にし、群長要望事項である『日々前進』『団結・連携』を実践していく」としている。