神町駐20普連が実施「師団銃操作指導者集合訓練」

 【2022年6月21日(火)2面】 <山形>神町駐20普連(連隊長・荒木1陸佐)は5月30日から6月2日の間、駐屯地グラウンドと西訓練場で令和4年度「師団銃操作指導者集合訓練」(担任中隊=3中隊)を実施した。連隊から教官・助教として6人、被教育者として師団隷下部隊(6後方支援連隊、6高射特科大隊、6施設大隊、6通信大隊、6偵察隊、6情報隊、6飛行隊、6特殊武器防護隊、6師団司令部付隊、6音楽隊)から33人が参加した。

 5月30日、2号隊舎舎後で訓練開始式が実施され、担任官の荒木連隊長は、「凡事徹底」「安全管理」の2点を要望。「全隊員が訓練目的を達成し、各部隊にその成果を普及できる練度に到達することを期待する」と訓示を述べた。

 当初、座学で集合訓練の概要、安全管理5原則などについて認識を深めた後、(1)銃口管理などの基本操作(2)故障排除などを含めた応用操作(3)目標変換射撃-の3段階に区分された項目に取り組んだ。

 31日には、空包を使用した練度判定が行われ、被教育者たちは緊張感漂う状況の中、確実な動作で銃を操作し、全員が各個の動作について練度を向上させた。

 6月1日は、西訓練場でバトラーを用いた応用訓練が実施され、組(2人1組)による錯雑地における移動から射撃までの一連の戦闘行動を行い、移動間における銃操作、安全管理要領を演練した。

 20普連は「被教育者たちは、訓練を通じて状況に応じた小火器の取り扱い、銃口管理、空包使用に係る安全管理、号令に応じた正しい動作について、心手期せずして行動できるまでに練度を向上させた」としている。

画像: 連隊長訓示

連隊長訓示

画像: 展示説明で認識統一

展示説明で認識統一

画像: 反復演練を行い練度向上

反復演練を行い練度向上

画像: 練度判定を実施

練度判定を実施

画像: 師団長視察

師団長視察


◆関連リンク
陸上自衛隊 神町駐屯地
https://www.mod.go.jp/gsdf/neae/6d/unit_hp/jinmachi_hp/index.html

陸上自衛隊 第20普通科連隊
https://www.mod.go.jp/gsdf/neae/6d/unit_hp/20i_hp/index.html



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