【2022年6月10日(金)1面】 防衛省は6月1日、国連活動支援局が実施する国連三角パートナーシップ・プログラム(UNTPP)の一環で、同13日からウガンダ共和国で実施される国連野外衛生救護補助員コース(UNFMAC)の第2回試行訓練に山田浩平1陸尉(医官)を教官として派遣すると発表した。

 期間は6月13日から17日。派遣先はウガンダ共和国(国連エンテベ地域支援センター)で、山田1尉は医療分野に係る教育を行う。

 平成26年9月の国連PKOハイレベル会合(第1回PKOサミット)における安倍首相(当時)の表明に基づき、日本はUNTPPに施設分野の面から貢献を行ってきた。

 令和元年度から、国連が同プログラムでの支援の枠組みを衛生分野にも広げたことを受け、防衛省・自衛隊として、近年の国連PKOにおける課題である派遣要員の安全確保のための衛生能力の強化に主導的に貢献できるものと考え、UNFMACに自衛官を教官として派遣している。

 訓練に参加する各国の教官は、国連の監督の下、訓練生に対する教育訓練を実施。教官は、今後のUNFMACの訓練で全体の指導監督を行うヘッドトレーナーとなることも期待されているという。


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