曹友会130人が神社を清掃
【2022年5月26日(木)2面】 <北海道>美幌駐曹友会(会長・浅倉陸曹長)は4月16日、美幌神社で隊員約130人によるボランティア清掃活動を実施した。清掃活動は、隊員相互の親睦をさらに図り、奉仕の精神、自衛隊への地域住民の信頼を醸成するとともに、さらなる駐屯地の発展、部隊の団結力強化を図るのが目的。実施にあたっては、新型コロナウイルスの感染防止を徹底した。
午前8時30分、隊員が美幌神社境内に集合。曹友会長から「今回で神社清掃は8年目となった。皆様のボランティア精神に大変感謝しております。今年もコロナに負けず、神社清掃を頑張りましょう」とあいさつがあり、次に参加者全員で神社に参拝後、清掃を開始した。
部隊は4つの班に分かれ、参道や社殿前などで手分けして枝や落ち葉などを集め、1トン土のう袋などを使って手際よく集積場所に搬送。約2時間で準備した1トン土のう42袋を使い切る量の落ち葉などを集め終わると、最後に参道の清掃、石拾いなどを実施し、清掃活動を終了した。
清掃終了後、駐屯地ゆかりの「龍神社」(昭和17年10月に美幌海軍航空隊庁舎前に守護神として設立。終戦後の同20年10月に美幌神社境内に移設され、現在まで鎮座)に対して参加者全員で参拝し、令和4年度の美幌神社におけるボランティア清掃活動を終了した。
また、美幌神社では今年も端午の節句を祝うため、良い子に成長してほしいとの願いから鯉のぼり415匹(良い子)が美幌神社境内を埋め尽くし、いよいよ美幌の町にもようやく春の訪れを感じさせる季節となった。
【2面特集記事】
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