【2022年5月16日(月)2面】 防衛省は4月19日、令和4年度に開催する航空祭を対象に、会場の一部に有料観覧席を設け、公募を行うと発表した。同日現在、開催が決定しているのは、空自静浜基地航空祭(5月22日)と同防府航空祭(6月5日)。今後は、各基地で開催が決定次第、空自ホームページなどで知らせるとしている。

 取り組みは、平成30年度に策定した「中期防衛力整備計画」で、防衛力整備の一層の効率化・合理化などを進めるとともに、そのほかの収入の確保などを通じて実質的な財源確保を図ることとされている。その一環として、令和4年度の航空祭を対象に、会場の一部に有料観覧席を設ける取り組みを試行として実施し、同5年度以降の航空祭などの有料化の本格化を目指す。

 静浜基地航空祭は、静浜基地で開催。入場料および有料観覧席数は1席1万円、32席。また、防府航空祭は防府北基地で開催し、入場料は1席1万円、有料観覧席数は22席。


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