中隊長ら300人に概要説明

 【2022年4月26日(火)2面】 <北海道>美幌駐6普連(連隊長・河村1陸佐)は3月30日、同駐体育館で、4月1日から施行される道路交通法施行規則の一部改正に伴う普及教育を行うとともに、飲酒運転事故防止に関する防犯教育を121地区警務隊美幌派遣隊が美幌駐部隊の隊員に対して実施した。

 午後1時、同体育館で6普連4科が教育を開始。飲酒運転根絶強化のため、4月1日付で改正される道路交通法施行規則改正(安全運転管理者の業務として、自動車を一定以上保有する事業所の安全運転管理者に対し、乗車前後のアルコール検知器を用いた酒気帯び確認を新たに設定し、義務付け)を受けて今回、美幌駐屯各部隊の各中隊長・車両陸曹、車両操縦手ら約300人の隊員に概要を説明した。

 その後、安全運転管理者が車両操縦手に対し、運転前後のアルコールチェックの義務化要領を自衛隊としてどのように実施していくかを教育した。北守4科長は「各部隊などと連携し、施策内容を周知徹底できるよう実施していきます」と述べ、道路交通法改正に伴う普及教育を終了した。

 道路交通法改正に伴う普及教育に引き続き、村中警務派遣隊長による飲酒運転防止に関する防犯教育が実施された。

 飲酒関連の事案防止として、酒酔い運転や酒気帯び運転の概要、運転者以外の周囲の者に対する罰則の説明、次に飲酒運転が身体へおよぼす影響について説明。最後に60キロの男性を一例にして各酒類を飲酒した際の体内アルコール残留時間の目安を教育した。

 村中隊長は「酒は脳の機能をまひさせ、車両運行時における認知、判断、操作能力が低下し、重大な事故に直結する可能性が高いことから飲酒した際は、『運転はしない、させない』を心掛けましょう」と強く強調し、防犯教育を終了した。

 6普連は「教育を通じて駐屯各部隊に対し、道路交通法改正内容、義務化された実施要領の概要を理解させるとともに、防犯教育により飲酒運転防止に対する意識の高揚を図ることができた」としている。

画像: 科長による概要説明等

科長による概要説明等

画像: 警務派遣隊長による防犯教育

警務派遣隊長による防犯教育


◆関連リンク
陸上自衛隊 美幌駐屯地
https://www.mod.go.jp/gsdf/nae/5d/01_unit/butai/02_bihoro.html



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