【2022年3月10日(木)2面】 防衛省は3月2日、同日午前10時23分ごろ、北海道根室半島沖の領海上空で、北方領土方面から飛来したヘリコプター1機が領空侵犯したと発表した。空自の戦闘機が緊急発進(スクランブル)して対応。領空から出るよう通告・警告を実施したと発表した。ヘリはその後、北方領土方面へ向かったという。

 防衛省は飛行経路などから、ロシア機と推定している。ロシア機による領空侵犯は、昨年9月、北海道・知床岬付近で発生して以来。

 防衛省・自衛隊は公式ツイッターで、「ロシアは2月以降、ウクライナ周辺における軍の動きと呼応する形でオホーツク海などでの演習などを通じ、東西にわたって活動し得る能力を誇示している。わが国周辺海空域におけるロシアの活動の活発化は懸念すべきものであり、警戒監視に万全を期す」としている。


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