【2022年2月24日(木)1面】 防衛省は2月17日、トンガ王国の火山島の噴火による被害に関し、「国際緊急援助活動等の終結に関する自衛隊行動命令」を発出した。

 国際緊急援助活動統合任務部隊、国際緊急援助空輸隊などによる国際緊急援助活動は、1月20日以降実施してきたが、日本の緊急援助物資の引き渡しが終わったことなどを踏まえて終了した。

 これに伴い、2月17日、トンガ王国周辺の海域で活動している海自輸送艦「おおすみ」は、現地での活動を終了し、3月上旬にも帰国する予定。また、C130輸送機2機、C2輸送機についても、同日、日本での待機を終了した。

 防衛省によると、今回の活動では、C130輸送機2機は、1月22日から2月2日の間、4回の物資輸送を実施し、飲料水、高圧洗浄機、缶詰などの約17トンの緊急援助物資を、また、「おおすみ」は飲料水、火山灰撤去のための用具など約210トンの緊急援助物資など(うちCH47ヘリコプターにより離島に輸送された約30トンの飲料水を含む)をトンガ国民の元に届けた。


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