【2022年2月1日(火)1面】 防衛省は1月29日までに、海底火山の噴火や津波で被災したトンガの支援で派遣されている自衛隊員のうち、同24日に1人、25日に3人、29日に2人の計6人が新型コロナウイルスに感染したことが確認されたと発表した。
同省によると、6人は国際緊急援助空輸隊などの隊員で、24日はC130機1番機の乗組員、25日は整備要員とC130機2番機の乗組員2人。25日に発熱などの症状があったため、オーストラリアで抗原検査を実施し、陽性反応が確認された。
感染者と濃厚接触が疑われた隊員は、現地の宿泊施設で隔離するなどの感染防止策を講じた。
同省は、支援物資の空輸作業を一時中止したが、追加要員を派遣し、29日に再開した。