県横断駅伝で車両支援|福島地本
福島地本(本部長・岡本1陸佐)は11月21日、第33回市町村対抗福島県縦断駅伝大会で車両支援を実施した。
大会は、県内51市町村がチームを編成し、「日本一のふくしまをつくる」をスローガンに、震災からの一日も早い復興を願い、開催された。
開催にあたり、コロナ禍での感染拡大予防策を講じ、しらかわカタールスポーツパーク陸上競技場(白河市)から福島県庁前をゴールに全16区間、95.0キロメートルで行われた。
車両支援は、福島県内各部隊との協力・連携を図り、福島地本から1両、福島駐から3両、郡山駐から3両の合計7両で行った。それぞれの車両に大会役員が乗車し、大会開催中の運営に万全を期すとともに、参加選手の安全管理の徹底を図った。参加選手は、ふるさとのために、1分1秒でも早く次の走者にタスキをつなぐため力走していた。
福島地本は「今後も各種イベントを通じて、自衛隊に対する認識と理解を深めてもらえるよう引き続き取り組んでいく」としている。
海自の魅力を伝える|宮城地本
宮城地本(本部長・諏訪1陸佐)は11月27日、仙台駅東口募集案内所で宮城県内の中・高校生3人に対し、「海上自衛隊のお仕事説明会」を実施した。
説明会は、DVDによる海自の一日の生活紹介に始まり、写真による護衛艦内の施設説明、手旗信号実演を行った。また、制服試着を行い、全員が将来、海上自衛官になった自分の姿をイメージしながら制服試着を楽しんでいた。
後段で行った職種説明では、宮城地本所属の海上自衛官がそれぞれ自分の職種の魅力を伝えた=写真。参加者からは「こんなに多様な職種があるとは知らなかった。具体的に仕事の内容を調べてより明確に自分のやりたいことを見つけていきたい」の声も聞かれるなど、興味を持って説明を聞いている様子がうかがえた。
最後に行ったフリートークの際には、説明者が仕事のやりがいなどを説明したところ、参加者はより一層海自に対し関心を深めた様子で、将来自らが艦艇で勤務することに思いをはせ、「将来について考える良いきっかけになった」との感想も寄せられた。
宮城地本は「今後も中・高生を対象とした体験型イベントを通じ、自衛隊に対する理解を促進するとともに親近感を醸成していく」としている。