【2021年10月13日(水)2面】 防衛省・自衛隊は10月2、3の両日、沖縄南西海空域で英空母打撃群との間で海自護衛艦「いせ」、「きりしま」、「やまぎり」の3隻が共同訓練を実施した。
訓練には、英空母「クイーン・エリザベス」のほか、米空母「カール・ヴィンソン」、「ロナルド・レーガン」の2隻も参加。米英の空母3隻とヘリ搭載型護衛艦のいせが一同に会した。
また、各空母の随伴艦数隻とともに、オランダ、カナダ、ニュージーランドの艦艇も加わり、6カ国による共同訓練となり、防衛省・自衛隊は公式ツイッターで「米英の3つの空母を含む17隻が共同訓練を行いました」などとして、写真とともに紹介した=写真。
米空母2隻含む6カ国17隻が集合、ツイッターで紹介
10月5日に記者会見した岸防衛大臣は、米空母や英空母打撃群などとの共同訓練の実施について、「日本の基本的価値と戦略的利益を共有する米英などとの間での『自由で開かれたインド太平洋』の維持・強化に向けた結束が不可逆的であることを示すもの。これらの国々との間で引き続き活発に共同訓練していく」と述べた。