【2021年10月5日(火)2面】 <北海道>美幌駐6普連(連隊長・佐藤1陸佐)は9月2日から4日の間、然別演習場で重迫撃砲小隊に対して令和3年度「第2次基礎となる部隊等訓練検閲」を実施した。
訓練検閲は、重迫撃砲小隊に対し「増強普通科中隊の陣地防御における重迫撃砲小隊の行動」を検閲課目として、主要検閲項目「各級指揮官の指揮および状況判断」「部隊の基本的行動および隊員の基礎動作」「正確・迅速な火力発揮」(実弾射撃)の練度を評価・判定し、じ後の進歩向上を促すのが目的。
2日午後1時から訓練開始式が実施され、統裁官の佐藤連隊長は訓示で「正確かつ迅速な火力発揮のためにやるべきことをやれ」「基本基礎の確行と安全管理」の2点を要望した。
終了後、状況が開始され、重迫撃砲小隊は車両行進に引き続き陣地地域に進入。速やかに安全化を実施して陣地地域を占領し、じ後、前方地域、主戦闘地域にそれぞれ火力戦闘を行うための射撃陣地を構築するなど、防御準備を行った。
4日朝、前方地域における防御戦闘が開始されると同時に実弾を伴う射撃検閲に移行。重迫撃砲小隊は第一線部隊の戦闘に密接に連携した正確かつ迅速な火力発揮を行い、午後3時頃に状況終了した。
統裁官は、さまざまな状況に対応した重迫撃砲小隊に対し「小隊長を核心として、さらなる練度向上に努め、今以上に強くなることを期待する」と概評を述べ、訓練検閲を終了した。