熊本地本菊池分駐所(所長・日野1陸尉)は6月14日、同所が所在する校区の小学校から「こども110番の家」に指定された。
菊池分駐所は、今年度から交通量が多い同所周辺を通学する児童を事故や犯罪から未然に防ぐとともに、地域住民からの自衛隊に対する興味理解の促進のため、同校区における通学時の見守りを開始。この活動をきっかけに、今回の指定を受けることになった。
通学中、自衛隊の車両が通過すると児童から「あの車は何をするためのものですか」と声をかけられるなど、見守りの回数が増すごとに児童や地域住民とのコミュニケーションが生まれ、通学路は元気いっぱいな声と笑顔で包まれている。
また、学校関係者や保護者からは、「通学時に自衛官の方がいらっしゃると、とても心強いです」との言葉もいただき、所員の地域広報に対する意欲の向上にもつながっている。
熊本地本は「各関係協力団体、地域の皆様のご協力のもと、これからも地域と一体となった募集広報活動を、部員一同努める」としている。