【新潟】高田駐5施設群(群長・比嘉1陸佐)は6月14日から21日の間、関山演習場で「第2回群野営訓練」を実施した。群統制の集結地占領訓練、部隊装備火器射撃訓練、中隊計画による練成訓練を実施し、各種施設技術能力と射撃練度向上を図った。
394施設中隊
隷下の交通小隊と渡河器材小隊に対し、15日から2夜3日にわたり「攻撃支援に任ずる施設中隊の行動」を課目に各小隊の訓練検閲を実施した。
状況開始後各小隊は整斉とワラビケ原の集結地に進入した。以降、交通小隊はMSR補修整備、特科陣地構築、障害処理を、また、渡河器材小隊は橋梁作業、障害処理を実施した。航空攻撃や敵遊撃活動の状況が付与される中、各小隊はそれぞれ任務を完遂した。
評価は交通小隊、渡河器材小隊とも「おおむね優良」となり、統裁官の金田中隊長は「小隊の持てる力を最大原発揮し、与えられた任務を完遂した」と述べ、小隊検閲を締めくくった。
392施設中隊
師団指揮所群の作業室構築(4.5メートルライナープレート指揮所用軽掩蓋掩壕)と各種障害構成訓練などを実施した。
中隊は3日間にわたり試行錯誤と検証を行いつつ師団指揮所群作業室の構築を行い、構築練度向上と改善事項を得て訓練を終了した。
393施設中隊
師団指揮所群(地域)内で執務室を構築・検証した。
執務室は自隊で設計し、検証を行いつつ構築した。木製構築物のノウハウと隊員の施設基礎作業能力の向上を得て訓練を終了した。