【東京】練馬駐1普連(連隊長・小倉1陸佐)は5月23日から6月4日の間、東・北富士演習場で1師団が実施した3年度「第1次師団訓練検閲(徒歩行進に引き続く陣地防御)」を受閲した。
検閲受閲に先立ち5月20日、練馬駐で実施した出陣式で、戦闘団長(連隊長)は「本当に戦い抜けるか、その答えを出せ」を隊員に要望。総合戦闘力を最大限に発揮するための答えを各隊員が導き出すよう示唆した。
また、戦闘団訓練検閲の作戦名を「つつじ」とした。つつじは6月に咲く花で駐屯地が所在する練馬区の区の花。英語の花言葉はtemperance(自主自律)であり、一つひとつの花は小さいが肩を寄せ合い団結していることから命名された。
訓練検閲は40キロの夜間徒歩行進に引き続き、4夜5日で堅固な反斜面陣地を概成させ、敵部隊を迎え撃つタフな戦闘となった。各隊員は戦闘団長の統率の下、困難な状況においても一致団結し、任務の達成に邁進した。
1普連は「検閲を通じて各級レベルで得られた気づきや教訓を速やかに反映し、首都防衛の任務の完整に努める」としている。