【青森】弘前駐曹友会(会長・長浜准陸尉)は5月17日から19日の間、駐屯地周辺のりんご園で援農ボランティアを実施した。
援農ボランティアは、同駐が開庁した翌年の1969年(昭和44年)から駐屯地周辺地域を持続走、行進訓練、スキー訓練などのコースとして活用させてもらっている農家の方々に対し、基幹産業であるりんご栽培の摘花作業を通じて地域住民の一助となるのが目的。今年度は、駐屯地隊員延べ128人がボランティアに参加し、10軒の農家の下でりんごの摘花作業を実施した。
隊員たちは、時折照りつける日差しの下で農家からの指導を受けながら慎重に、黙々と摘花作業に励んだ。また、休憩・昼食時には農家の苦労話やりんごの話題・自衛隊の話題などを通じて互いに交流を深めていた。
援農ボランティアには駐屯地司令、業務隊長、9偵察隊長、駐屯地最先任上級曹長、39普連副連隊長、本部管理中隊長、重迫撃砲中隊長、会計隊契約班長も参加し、駐屯地の伝統を体験した。