こんにちは、元警察官ゆうきです!

今回は防犯カメラ業界を牽引している株式会社プライヤーズさんにお話を聞く機会がありましたので私が調べたことも合わせて皆さんにご紹介できればと思います。
個人の方から法人の方まで一度読んでいただき今一度ご自身で防犯カメラについて考えるきっかけになればと思います。

1 防犯カメラ設置状況

 警視庁は今年の春に新宿区・渋谷区・豊島区・台東区・港区・墨田区の計6地区で196台の防犯カメラを設置していると報告しています。

 一見少ないように感じるかもしませんが、これはあくまで警視庁が公式的に設置したものです。

 官民問わず設置した防犯カメラは全国規模で見ると200万台~500万台にもなるとも言われており、いかに自分たちの生活に防犯カメラが存在しているか実感すると思います。

2 防犯カメラが役立つシーン

画像: 2 防犯カメラが役立つシーン

《個人》

 最近は犯罪も複雑化しており個人宅でも防犯カメラの設置を検討する方が増えてきています。

 特に最近よく耳にするのはリレーアタックによる高級車の盗難です。

 数年前まで車両盗難は鍵のかけ忘れなどが多かったですが、今後も車業界の発展に伴い新しい手法の盗難が増えてくる可能性もあります。

 また防犯カメラから得られる情報はとても多く身長や仕草、人数などとても多いことから室内に設置しておくことで、万が一空き巣などの被害に遭った際に警察に提出すれば、早期に検挙できる場合があります。

《法人》

 法人としては直接被害に遭うことを避ける働きがあるほか、利用者からの信頼獲得にも繋がります。 

 例えば駐車場で事故があった際に何も力にならないか防犯カメラの情報を警察に提出するかでは大きくイメージが変わります。

 もちろん小売店などの店舗では設置するだけで万引き等の犯罪の未然防止にもつながります。

3 防犯カメラを選ぶ時の基準

 防犯カメラを選ぶ基準は目的に合わせて主に3つあります。

(1)保存期間

 防犯カメラは撮影後にその映像を保存する方法によって保存期間が大きく変わります。

 個人用なら数日間、法人なら1カ月から数ヶ月保存できるものを目安に選ぶといいでしょう。

(2)画素数

 昔は50万画素程度の防犯カメラが主流でしたが今は最低でも100万画素、高いと500万画素から800万画素(4K)のカメラもあるようです。

 しかし一概に画素数が高ければいというわけではなくその分通信量大きくなり遅延も発生しやすくなるため目的に応じて画素数を選ぶ必要があります。

(3)設置場所

 設置場所によってカメラの向きや撮影範囲が変わってきます。

 設置前にどれくらいの範囲が見えるか確認しておきましょう。

4 防犯カメラの価格

 防犯カメラを設置しようと思った際、一番の悩みは価格だと思います。

 法人が設置しているような防犯カメラは数万円〜高いものだと数十万円も珍しくありません。

 そのような方はダミーカメラの設置も検討してみるといいでしょう。

 実際にコンビニエンスストアでもダミーカメラを設置している場合もあります。

 パッと見て本物かダミーか判断できないように充電で赤くライトが光るものもあるようなので警戒させる目的なら効果的に使えるかもしれません。

 さらに防犯カメラは一括購入の他にレンタルやリースもあるみたいです。

5 最新の防犯カメラ性能

画像: 5 最新の防犯カメラ性能

 現在の最高画素数レベルの防犯カメラは約800万画素(4K)ほどとなっております。

 また、今回お話を聞かせていただいたプライヤーズさんが扱っているカメラは約500万画素とのことでした。

 これは車両のナンバーが全て確認できたりセルフレジの画面の文字を読めるくらいのレベルです。

 プライヤーズさんの防犯カメラの資料をいただいたところ、ただ撮影するだけではなくインターネット上で遠隔確認できるほか夜間の撮影でもカラーで撮影することもできるとのことでした。

6 最後に

 今回は防犯カメラ事情についてお話ししました。

 少し法人向けの内容になりましたが、一般の皆様も防犯カメラに興味を持っていただき日頃の生活に不安がある方は設置を検討したりご自身で調べてみていただければ思います。

 また、ダミーでも十分に効果があると思いますので数千円で被害を未然に防げると考えれば安いかもしれません。

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