沖縄地本(本部長・坂田陸将補)は4月13、14の両日、沖縄大原簿記公務員専門学校で自衛隊説明会を行った。当初は陸自那覇駐、海自那覇航空基地、空自那覇基地で航空機見学や不発弾処理隊研修などを行う予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から自衛隊説明会に変更した。
専門学校生に対し、就業意識の向上や自衛隊に対する理解促進と親近感の醸成を図るのが目的。1日目は事務系志望学生51人、2日目は公安系志望学生20人が参加した。
初めに地本広報室長の津村3陸佐が自衛隊の職種や自衛隊入隊後の生活など全般を説明。次に陸自の説明を15旅団広報の桑鶴准陸尉が、海空自の説明を那覇分駐所の広報官が行った。
参加者は、レンジャー時代の経験や艦艇での生活、充実した福利厚生など、普段聞くことのできない話に興味を持った様子で、積極的に質問する姿が見られた。また、説明の合間に陸海空それぞれの制服や迷彩服の展示説明も行い、参加者の興味をひいた。
参加者からは「自衛隊のイメージがよくなった」「自衛隊を進路の一つとして考えてみようと思う」などの感想があった。
後日、参加者71人のうち55人から志願票の提出があり、自衛隊の魅力を十分にPRできた。
沖縄地本は「今後さらに自衛隊の魅力発信に努め、少しでも懸命に就職活動をしている学生らの力になれるよう、一丸となって努力していく」としている。