【鹿児島】海自鹿屋航空基地史料館(館長・野間事務官)は3月13日、入館者200万人を達成し、セレモニーを実施した。
200万人目の入館者となったのは、地元の鹿屋市から来館した家族。1空群司令の藤原直哉海将補がくす玉を割ると、「祝 史料館入館二百万人達成」の垂れ幕が現れた。セレモニーでは、家族に花束が贈呈され、達成者認定証と記念品が授与された。また、鹿屋市副市長、鹿屋市観光協会、史料館協力会からも家族に記念品が贈られた。
その後、記念写真の撮影、新聞社やテレビ局による達成者家族へのインタビューが行われ、セレモニーの模様は地元のメディアで紹介された。
鹿屋空基史料館は平成5年7月25日に開館。当初は昨年の春に入館者200万人を達成する見込みだったが、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言により約4カ月、一般公開を中止。宣言解除後も入館者数の制限などを行ってきたため、約1年遅れでの達成となった。
史料館は「今後も隊員教育の場として、また、自衛隊5大広報施設の一つとして、各展示や案内説明、メディア対応により、一般の方々に自衛隊の役割や活動内容を広く知ってもらえるよう努めていきたい」としている。