山口地本(本部長・西村1陸佐)は3月1日から4日の間、山口県農林総合技術センター農業担い手支援部(山口県立農業大学校)の支援を得て、就農のインターンシップを実施した。農業に興味を持つ若年定年退職予定隊員に職場体験を通じて農業の実態を理解させるとともに、実際に農業を目指すきっかけを与えるのが目的。隊員1人が参加した。
参加者は1日目、農業大学校の概要について説明を受けた後、鍬などの小農具の使い方や農業機械に関する講習を受けた。
2、3日目は農作業実習として、農業大学校内の農場で野菜の収穫から出荷までの一連の作業、花き類の育成や土壌管理などを体験した。
最終日には、農業大学校で実施している「担い手養成研修」の研修生と懇談。就農への心構えや技術習得状況について、積極的に意見を交換した。
山口地本は「引き続きさまざまな業種の企業などに協力してもらい、退職予定隊員の再就職準備の資となるインターンシップを実施していく」としている。