ソマリア沖・アデン湾における海賊対処のために50普連(高知駐)を基幹として編成された「第15次派遣海賊対処行動支援隊」は1月18日、善通寺駐からジブチ共和国へ向け出国した。
隊員たちは、寒さ厳しい冬空の下、同駐所在隊員に見送られ、大型バスに分乗して高松空港へ出発。空港で中部方面総監の野澤真陸将や14旅団長の遠藤充陸将補らに見送られ、民間航空機で予定通り19日に現地入りした。
派遣部隊は、ジブチ国際空港北西地区に整備された活動拠点で海自航空隊の警備や拠点の維持管理などを行う。
派遣される隊員は、新型コロナウイルス感染拡大防止対策として、派遣前には善通寺駐で2週間の隔離措置を行い、ジブチ到着後も拠点内で同様の措置を行う。14旅団広報班は「隊員は感染防止に万全を尽くして任務にあたる」としている。
14旅団は12月22日、善通寺駐で第15次派遣海賊対処行支隊の出国行事を行っていた。