福島地本(本部長・神田1陸佐)は11月15日、第32回「市町村対抗福島県縦断駅伝大会」で車両支援を実施した。大会は、「日本一のふくしまをつくる」をスローガンに開催され、選手は東日本大震災からの1日も早い復興を願ってタスキをつないだ。(他写真1枚)
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、例年は100キロ近く走る距離を短縮し、コースは郡山市ヒロセ開成山陸上競技場から福島県庁までの全9区間、50・2キロとなった。
車両支援は、福島県内の駐屯地との協力・連携の下、福島地本から3両、福島駐から4両、郡山駐から3両の計10両で行った。各車両には大会役員が乗車し、大会運営に万全を期すとともに、参加選手の安全管理の徹底を図った。
選手たちは、ふるさとのために1秒でも早くタスキをつなごうと力走を見せた。
福島地本は「今後も各種イベントを通じて自衛隊に対する認識と理解を深めてもらえるよう、広報活動などに取り組んでいく」としている。
<防衛日報 2020年12月9日(水)1面>