【北海道】幌別駐13施設群(群長・畠山1陸佐)は11月8日、北海道大演習場で「仕事場見学会」と題し、部隊と家族、協力団体との交流施策を実施した。見学会は、演習場整備の場を活用し、13施設群の任務の一端を確認してもらい、理解の促進と連携強化を図るのが目的。昨年春に続き4回目。6家族12人、隊友会と家族会など7人の計19人が参加した。
見学に来た子供たちが照れながらもうれしそうに隊員に駆け寄ると、この時ばかりは親の顔に戻っていた。また、9月に娘が13施設群に配属されて参観した母親もいた。
参加者は宿営地で指揮所、宿営用天幕などを見学した後、感染症対策を施した食堂で隊員とともに野外給食(特製カレーライス)を喫食。その後、作業現場で汗を流す隊員たちの姿を見学した。また、南恵庭駐広報資料館で13施設群を含む3施設団の歴史について研修した。
普段見ることのない仕事中の姿を見学した隊員家族たちは、初めて見る演習場の大きさに驚きつつ、「お父さんのお仕事を見ることができてうれしい」「ぜひ、隊員の姿をこれから社会に出て行く学生たちにも見せてあげたい」「また参加したい」などと話していた。
13施設群は「引き続き、こうした施策を推進し、家族らの理解の促進と連携強化に努めていく」としている。