【香川】陸自14旅団(旅団長・遠藤陸将補)は11月20日、香川県知事からの要請を受け、三豊(みとよ)市で鳥インフルエンザに係る災害派遣活動を開始した。これに伴い、善通寺駐に所在する15即応機動連隊(連隊長・品川1陸佐)を基幹とする派遣部隊約1000人(後方支援を含む)が鳥の殺処分の支援などを行い、24日午前9時に終了した。
香川県内で発生した鳥インフルエンザは11月に入って8例目。自衛隊の災派は5例目となり、5日~8日に三豊市で約32万羽、8~9日に東かがわ市で約4.6万羽、15~16日に三豊市で約7.7万羽の殺処分の支援を実施。今回は20日から24日にかけて86.1万羽、22日から23日にかけて7.5万羽の殺処分支援などの活動を行った。
派遣部隊は、平成30年1月の同種派遣活動での成果を生かして万全の防疫処置を行い、24時間不休の態勢で任務にあたった。