市街地での部隊行動を演練

 【静岡】板妻駐34普連(連隊長・深田1陸佐)は、10月12日から16日の間、1中隊の67人が東富士演習場で「市街地練成訓練」を行った。訓練では、市街地での隊員各個の基礎動作をはじめ、戦闘戦技や状況判断、分隊長・組長の実員指揮能力の向上を重視。各種状況下で巡察・警戒、不審者対処、建物内の掃討などを実施した。

 当初、機能別訓練を実施した後、各状況下で一連の行動について演練。これまで積み上げてきた訓練成果を遺憾なく発揮して与えられた任務を完遂した。

また、交戦用訓練装置(バトラー)を装着した遭遇戦のほか、新配置隊員が射撃術など基礎的動作を訓練。市街地に係る戦闘技術練度の向上を図った。

画像1: 市街地での部隊行動を演練
画像2: 市街地での部隊行動を演練
画像3: 市街地での部隊行動を演練
画像4: 市街地での部隊行動を演練
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障害処理能力を向上

 10月13日、東富士演習場で「連隊集成爆破訓練」を実施し、障害処理能力の向上を図った。訓練には、各中隊(重迫撃砲中隊を除く)から76人が参加。70式地雷原爆破装置による障害処理を実施した。

 訓練は中隊ごとに順次実施。分隊長の号令に基づき、隊員は迅速・確実に発射機の設置とアンカー構成などを行った。終始緊張感を保ちながら安全管理に留意し、投射して人員用通路を開設。

 終了後は、爆破地点でその効果を確認し、陣地攻撃における障害処理要領の実相を認識した。

画像1: 障害処理能力を向上
画像2: 障害処理能力を向上
画像3: 障害処理能力を向上

◆関連リンク
陸上自衛隊 第1師団:第34普通科連隊
https://www.mod.go.jp/gsdf/eae/1d/unit/34i.html


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