【沖縄】陸自15旅団(旅団長・佐藤陸将補)は9月19日から23日の間、大分県の日出生台、十文字原両演習場で、第2次旅団訓練検閲を行った。「真に戦える旅団」を実現するため、旅団の攻撃における51普連、15施設中隊、15特殊武器防護隊の行動を評価するとともに、進歩向上を促すのが目的。
統裁官の佐藤陸将補は隊容検査の訓示で、(1)有機的な指揮幕僚活動を持続せよ(2)基本・基礎の確行(3)安全管理―の3点を要望。各部隊は、旅団の任務完遂に寄与するため、日ごろの練成成果を十分に発揮した。
参加した51普連の平田陸士長は、「令和元年12月に任期付自衛官に採用されて初めての連隊検閲だった。40キロ行進は不安だったが、練成の成果と中隊の皆さんの支えもあり完歩できた。この経験を生かし、任期満了日まで頑張りたい」と話していた。