三重地本(本部長・濵岡1陸佐)は9月5日と27日、明野駐に所在する10飛行隊と陸自航空学校の支援を受け、募集対象者とその家族らを対象にヘリコプターの体験搭乗を実施した。

 新型コロナウイルス感染防止のため、グループごとに分けて受け付けと安全教育を行い、5日のUH1J多用途ヘリは通常6人のところを4人、27日のCH47J輸送ヘリは通常25人のところを10人の定員とした。

 搭乗前、部隊と航空学校の説明を受けた参加女性は、「陸自には戦車などの陸走する乗り物のイメージしかなかったので、航空学校という名前から空自だと思っていた。少し陸自に詳しくなりました」と述べた。その後、飛行場へ移動。参加者はヘリのローターが巻き起こす風に驚き、機体の迫力に歓声を上げていた。

 両日とも天候に恵まれ、伊勢市上空で約15分間のフライトを行った。

 伊勢市在住の男子高校生は頬を紅潮させ、「すごく気持ちよかった。もっと乗っていたかった」と笑顔を弾ませた。ほかの参加者も、澄んだ秋空からの絶景体験を「海がきれいだった」「今度は自分でヘリを操縦したいと思った」と興奮気味に振り返っていた。

 搭乗後、格納庫内のヘリや消防車を見学。隊員に積極的に質問し、自衛隊に対する見識をさらに深めた。

 三重地本は「引き続き募集対象者らに自衛隊を身近に感じてもらうための広報を行い、就職の選択肢の一つとなるよう努めていく」としている。

画像1: 定員縮小してヘリコプター体験搭乗|三重地本
画像2: 定員縮小してヘリコプター体験搭乗|三重地本
画像3: 定員縮小してヘリコプター体験搭乗|三重地本
画像4: 定員縮小してヘリコプター体験搭乗|三重地本
画像5: 定員縮小してヘリコプター体験搭乗|三重地本
画像6: 定員縮小してヘリコプター体験搭乗|三重地本

◆関連リンク
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陸上自衛隊 明野駐屯地|航空学校
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