【北海道】南恵庭駐3施設団(団長・浅賀陸将補)は8月20日から9月10日の間、令和2年度「北部方面隊総合戦闘力演習」に参加した。戦闘力の組織化と作戦機能の総合化を演練して作戦運用の実効性向上に寄与し、空自との陸空協同による事態対処能力の向上を図るのが目的。
天塩訓練場での汀線部障害の構成では、敵の舟艇や戦車、水陸両用車などの達着・上陸からの突入を阻止して火力発揮を容易にしながら、敵の障害処理を困難にするよう各種器資材と地形を複合化して障害を構成した。
北海道大演習場では空自北部航空施設隊の技術援助などを受けて滑走路復旧を実施。測量や浮上コンクリートの除去、路盤成形、コンクリート打設など、一連の流れで弾痕復旧作業を行った。
隊員たちは水際障害でも、砂浜での障害構成の特性や着意事項について成果を得た。また、滑走路復旧では陸自現有の編成・装備で弾痕復旧作業の実施が可能と確認し、その上で練度を向上させた。
3施設団は「演習を通じて団の目的を達成し、所望の成果を収めて方面隊の任務達成に寄与した」としている。
◆関連リンク
陸上自衛隊 北部方面隊
https://www.mod.go.jp/gsdf/nae/
陸上自衛隊 第7師団 - 駐屯地
南恵庭駐屯地
https://www.mod.go.jp/gsdf/nae/7d/sta.html
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