【山形】神町駐6施設大隊(大隊長・初澤2陸佐)は8月26日と28日、令和2年度「大隊射撃競技会」を実施した。1個中隊から指定・抽選により24選手が参加し、総勢96選手で競い合った。
統裁官の初澤2佐は、(1)誇りを持って勝利を追求せよ(2)戦闘基礎動作の徹底による事故の絶無―の2点を要望。26日、福島県の福島射場で基本射撃上級(第8、9習会)を実施した。選手たちは「一発必中」の精神で、これまで積み上げてきた成果を発揮。2中隊が僅差のリードで初日を終えた。
28日、山形県の東根射場で至近距離射撃(第7習会)を行い、各中隊は「全弾命中」を合言葉に臨んだ。いずれの中隊も高い命中率で白熱した展開となる中、高得点を連発し続けた1中隊が初日から順位を上げ、12年ぶりに栄冠を勝ち取った。
個人の部は、本部管理中隊の名和3陸尉、1中隊の伊藤陸士長、2中隊の久能3陸曹の3選手が同点優勝となり、それぞれが大隊射撃ナンバーワンの称号を手にした。
6施大は「戦闘員としての誇りを堅持し、射撃技術のさらなる練度向上に努め、師団の任務に寄与できる強靭な施設大隊として今後も練磨を継続していく」としている。
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陸上自衛隊 第6師団
第6施設大隊
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